令和３年９月１５日、上席職員研修５回目が開催されました。

今回の研修テーマは「障がい者雇用～社会福祉法人としての障がい者を支える試みについて～」です。

※今回の研修からパーテーションを設置しての開催です。

身体障がい、知的障がい、精神障がいの説明をし、理解を深めた後、研修に参加している職員が所属している部署に、障がいのある方が配属された場合、どのような仕事をしていただけるのか個人ワークで考えていただきました。

障がい者を雇用した後、職場定着が課題となりますが、グループワークでは障がいのある方々に長く働いていただくために、どのような配慮をしたらよいか、ハード面、ソフト面を考えていただきました。

ハード面では働きやすい環境として、バリアフリー、トイレに手すりなどの設置、休憩スペースの確保などの意見、ソフト面では、従業員の障がいに対する支援、その方に合わせたマニュアルの整備、フォロー体制の構築、思いが言いやすい環境、その日の状態によって仕事内容を決められる体制、キャリアアップなど仕事へのやる気、働き甲斐につながる体制の構築など意見がでました。

障害者雇用促進法での法定雇用率は、令和３年３月１日から民間企業は２.３パーセントと引き上げになっています。　　　　　　　　伸生会は、法定雇用率をクリアしており、障がいがあっても仕事に制限を設けず、向上心、チャレンジ精神を尊重し、一人ひとりの可能性を見出し、仕事も生活も幅を広げていっていただきたいと考えています。

今回の研修で、障がい者雇用についての理解を深めることができました。