第4回上席職員研修開催!
第4回目の上席職員研修は、「断らない相談支援~内外部からのゆるぎない信頼の獲得~」というテーマです。前半の30分は座学と個人ワークを行いました。個人ワークでは、「信頼される人の特徴」「信頼される事業所に必要なことは?」など、信頼について職員個々に考え、発表してもらうことで、学びと再認識になったと思います。さすが上席の職員さん達です。「信頼」に関しての認識はとても良く理解されていました。 後半の30分はグループワークと発表を行いました。グループワークでは、各グループに介護支援専門員、相談員、介護主任を振り分け、困難事例をもとに話し合っていただきました。話し合う内容は、外部ケアマネジャーからの支援が難しいであろうご利用者の利用依頼を、「どうすれば断らずに相談支援ができるのか?そこからどう信頼の獲得に結び付くのか?」というものです。
皆さん各職種の観点から話し合い、さまざまな意見が飛び交っています。
討論後の発表では、「支援できない、受け入れられない理由ではなく、どうしたら支援ができるのかを考える」「事前情報だけではなく、もう少し詳しくご本人の情報を聴く」「情報の中に支援のヒントが隠れている。それを読み取り支援に繋げる」「情報の共有により家族、ケアマネジャーも本人の状態を把握でき、皆で支援する」など、良い意見がたくさん出ていました。
私たちの福祉事業は、社会資源の一つとして社会・地域・ご利用者・ご家族のためにあるものです。「貢献したい」という「思い」を持つことが大切です。また、その思いを持ちながら「どうすれば支援することができるのか?」を各職種皆で考え、話し合い、連携をとって支援することが、今回の研修のテーマに必要なことではないかと思います。